宇宙遊泳

スホさんとEXOについての独り言

私の大切な物語

私の言葉は、一見、スホさんのことを考えているようで、実は全部自分のためだ。あくまでも自己満足であって、スホさんのことなどかけらも考えていないのだ。
全部全部自分のためだ。彼らの為なんかでは一ミリもない。だから、私は、コンサートに行くと距離を感じて悲しくなるし、グッズもそんなにいらないし、ある事象を事細かに覚えていることに努めようとしない。

EXOに出会って、変わったのだと、ある人は言う。
私は、実は、出会っても、きっと根本は変わりはしなかった。
叶えられない幻想を、美しい夢を、大好きなものを、理想のものを、全部詰め込んで、浸っていたかっただけ。
その対象が、彼らだった。そうなのではないか。
変わったと、思いたかっただけではないか。理想を被せて、なりきっていただけではないか。
本当の自分は、誇れるものではない。
なのに、彼らを崇めることによって、自分の行為がまるで誇れるものかのように振る舞う。
ちょっと、度が過ぎている。自分に酔っている。

でも、自分が全く変わらなかったわけではない。
彼らを好きになったことで、まず、あらゆるものに対する見方が変わった。
世界には色んな人がいて、閉ざされた殻の中に閉じこもっていてはわからなかったことをたくさん知ることが出来た。
今まで理解してこようとしなかった様々な価値観を知るようになった。
色々な固定観念に縛られていた私の凝り固まった思考が、少しだけほぐれて、私の世界は広がった。
色んなことに興味を持つようになった。彼らを考え、語る上で、背景となる知識や教養は必須である。そういうことを、能動的に学びたいと思うようになった。
昨今の様々な社会問題すらも、「もし彼らだったら…」と置き換えて考えることによって、もっと身近なものとして捉えられるようになり、より大きな危機感と問題意識を持って考えられるようになった。

そして、精神の安定を得た。
こんなに素晴らしい人たちが、世界には存在するのだと、希望を持てた。
彼らのことを考えると、乾いた日常が色付いた。
苦しいとき、彼らを心に浮かべると心が安らいだ。
闇に溺れて抜け出せなくなった時、彼らは進むべき方向を教えてくれる一筋の光となってくれた。

そして、彼らを見つめる人々との、素晴らしい出会いを得た。
その人たちは、みんな真摯に彼らのことを考え、素晴らしい考えを持っている。そんな人たちと言葉を交わし、意見を交わすことができて、私の価値観も、世界も、幅が広がった。
出会った人から刺激を受けて、いろんなことを面白いと思うようになった。
とっくの昔に諦めて忘れかけていた、大好きだったものに対する熱意が、自分の中にまた生まれた。

そうやって、私の世界は広がった。それが意味するのは、私の人生が豊かになったということである。
これは、真実だ。

しかし、結局、そう思いたいだけなのかもしれない、という考えから離れることが出来ない。
都合よく解釈して、まるでそれが特別な存在であるかように、思い込みたいだけなのかもしれない。

でも、たとえ、私の感じる彼らの姿が、私の頭が勝手に作り出した幻想だとしても。
たとえ、私がいま見ていると思っているものが、虚像だとしても。

私は、あらゆる小さな面で、変わった。これは、真実だ。

自分の根本が変わっていないとしても、
変わったという実感を持ったのは真実だ。

だから、彼らという存在は、私にとって、ものすごく大きな価値のあることだ。

とても大切だ。
私にとって、それはどれほど価値のあることだったか。
それはどれほど、優しい場所だったか。

大切だ、たとえそれが幻想だとしても。

ごめんなさい。
何も知らないのに、勝手なことばかり言って。
ありがとう。
ずっと、そこにいてくれて。

私は、私の人生の大事な時期に、あなた達を見つめることができて本当によかった。

これからもずっと見ているから、みんな、どうか、いつも笑っていてくれるといいな。